水谷彰良氏の著作「ロッシーニと料理」
昨日、「世界ふじぎ発見!」を見た。「イタリアの美食街道と大作曲家、ロッシーニのふしぎな関係?グルメ作曲家をとりこにした、豊かなイタリア食文化を紹介する。」というテーマにグイッと惹きつけられた。しっかり取材できていて楽しめた。恐らくは、『ロッシーニと料理』(水谷彰良(あきら)=著 透土社=発行 丸善=発売)という本に端を発した企画。本をネットで買おうと思ったが、在庫切れ。定価は2940円だが、中古は8000円近くの値がついていた。同氏のコラムが「日経ビジネスonline」にある。料理写真もあるので、興味のある方は参照されたい。http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070316/121228/
歌劇『セビリャの理髪師』『ウィリアム・テル』で名声と富(年金)を得たロッシーニ。37歳の若さで引退して美食三昧、料理の創作に情熱を注ぎ、トリュフとフォアグラを使った様々な料理にその名を残した。1802年に創業されたパリの有名レストラン「カフェ・アングレ」のシェフにロッシーニが伝授したとされる「トゥルヌド・ロッシーニ」(別名「ロッシーニ風フィレ・ステーキ」)。フランス料理の神様オーギュスト・エスコフィエの名著『料理の手引きLe guide culinaire』(1902年パリ刊)にも作り方が書かれている。
「トゥルヌド・ロッシーニ」と並ぶロッシーニの創作料理の傑作、銀の注入器でフォアグラとトリュフのソースをマカロニに詰める「注入マカロニ、ロッシーニ風Maccheroni siringati alla Rossini」。この料理写真を見ていると、今にも涎を垂らしそうなロッシーニに顔が浮かんできた。彼は「『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』のことをとやかく言おうと勝手だが、マカロニ料理の調理法について私に意見できる者はいない」 とも言っていたようだ。
ロッシーニの料理は他にも、「ロッシーニ風目玉焼 」、「ロッシーニ風オムレツ 」、「ナスとトリュフのオムレツ、ロッシーニ風」などがあり、だいたいトリュフとフォアグラがセットになっているようだ。
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