2008年4月19日 (土)

源氏物語1000年。

「文藝春秋6月号」の瀬戸内寂聴氏「源氏物語千年 私の愛する男たち」を読んで、源氏物語が書かれて、今年1000年になることをはじめて知った。

そしてふと、「国家の品格」で藤原正彦氏が熱く語っていたことを思い出した。

「文化的洗練度の指標たる文学を見ても、万葉集、古今集、枕草子、源氏物語、新古今集、方丈記、徒然草・・・ときりがありません。この十世紀間における文学作品を比べてみると、全ヨーロッパが生んだ文学作品より日本一国が生んだ文学作品の方が質および量の両面で上、と私は思います。」

「世界で初めて小説の形式を発明した紫式部、俳諧という文学を確立した芭蕉などは、これはもう何世紀に一人の大天才です。」

京都府のサイトにも「源氏物語千年紀事業」というのがあった。平成20年4月26日(土曜日)から6月8日(日曜日)まで、京都文化博物館(京都市中京区)にて「源氏物語千年紀展 - 恋、千年の時空(とき)をこえて -」 を開催している。

京都府⇒ http://www.pref.kyoto.jp/2008genji/

紫式部や光源氏のキャラクターもあった。無断使用はダメらしいが・・・。

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「源氏物語」を読む場合は原文もあるが、現代語訳もいくつかある。

与謝野晶子(角川文庫)、谷崎潤一郎(中央公論新社版)、円地文子(新潮社、世界文化社)、田辺聖子(集英社)、瀬戸内寂聴(講談社)など。大和和紀氏の漫画「あさきゆめみし」(講談社青い鳥文庫 ) もある。こういった時は、ジュンク堂が探しやすく有難い。

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2008年3月19日 (水)

トレヴァー・ワイ氏がやってくる!3月24日(月)19時、京都。

Photo 昨年ブライアン・ボーマン博士の通訳を担当した笹井純氏から、フルート奏者であるトレヴァー・ワイ氏のコンサートのご紹介をいただいたので、以下ご案内する。氏のビデオを見たことがあるが、音楽の素晴らしさを伝える技術のみならず、お客さんを楽しませるハートも超人である。全6冊の教則本で世界中のフルート奏者に知られているということだ。 (左は笹井氏製作のチラシ)

2008年3月24日(月)19:00から、会場は京都市左京区の「音楽空間ネイヴ」、全席自由で¥2000。問い合わせは音楽空間ネイヴTEL:075-762-5549。詳細は下記サイトまで。

http://twseminar.hp.infoseek.co.jp/page4/page4.html

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2008年3月16日 (日)

カラヤン生誕100年。「ライブイン・イン・大阪 1984」のDVD。

羽田行きJALの機内で、カラヤン生誕100年の特集をやっていた。久しぶりにベルリンフィルのベートーヴェン交響曲第5番を聴く。高校時代ベルリンサウンドに熱中していた時のこと、年末に外囿氏とザイフェルト氏の話で盛り上がったことなど、あれこれ思い出した。ザイフェルト率いるホルン軍団の響きは、常に圧倒的かつ繊細で、これまた最強の弦楽軍団とともに、ベルリンフィルのサウンドを比類なきものとしていた。ちょうどその日は晴天で、ベルリンフィルを聴きながらの、朝日に輝く富士山は最高に美しかった。

「LIVE IN OSAKA 1984」は初めてDVDとして発売されたもの。「ローマの松」での金管軍団はやや渋くなったといえど、さすがベルリンフィルすごいものだ。「アッピア街道の松」でユーフォニアム?も登場している。ただ、いつものことだが、カラヤンのDVDでは各演奏者はあまり映らないなあ・・・。大喝采とブラボーを浴びるカラヤンの笑顔が印象的。

ザイフェルト氏のCDを集めたサイトがあった。下記ご参考まで。http://www.geocities.jp/nishikasai_hc/seifert.htm

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2007年12月23日 (日)

2008年1月14日(祝) 恒例の「高津宮とんど祭とたぶん(自称)日本一の屋台達」がますます面白い。

08tondo_s_2 恒例になったこのお祭りは、今回で7回目。さらにグレードアップしたようだ。実行委員長ともいうべき居酒屋「ながほり」ご主人の中村さんが、今年は店を出す。参加する「日本一の屋台」は、◇うずら屋 ◇釜たけうどん ◇心斎橋懐石料理 桝田 ◇GIOVANOTTO(ジョバノット) ◇なにわ翁 ◇日本橋 藤久 ◇ぶいはち(たゆたゆ KO.Z) ◇BROADHURST'S(ブロードハースト) ◇法善寺 浅草 ◇ホテルニューオータニ大阪 レストラン サクラ ◇ホテルメトロ THE 21 乾隆亭 ◇焼肉 遊山 ◇ラ・トォルトゥーガ ◇Wine store Wassy's(Souple) (アイウエオ順) ◇居酒屋 ながほり。11時からだが、毎年かなり混むので早めに行くのが正解! その他のイベントも多いので、詳細を下記のサイトで確認してから行くのがいいだろう。

⇒ http://www.kouzu.or.jp/new.html

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2007年8月15日 (水)

蓮(ハス)とモネの「睡蓮」。

お盆といえば、仏花の蓮(ハス)が連想される。ハスの開花時期は6月から8月。同種の睡蓮は9月ごろまでといわれる(※)。余談だが、妻はハスの実の見た感じがとても苦手なので、見つけたときは「そこそこ!」と声をかけて見せるようにしている。

先ほど、私の好きなブログ「気ままにPHOTO」の7月16日「三室戸寺の蓮」を見て、少し涼しくなったような気がした。ここへ来ると、いつもホッとした気持ちにさせられる。「気ままにPHOTO」へは当ブログの右側下の「リンク!リンク!リンク!」からも行ける。

クロード・モネは自宅の庭にある睡蓮の池をモチーフに、亡くなるまでの間に全部で200点以上制作したようだ。今年5月に訪問したパリのオランジュリー美術館の2部屋を占める「睡蓮」の大壁画は圧巻であった。展示にあたっては、「睡蓮」の部屋には他の作品を展示しない、作品と観客との間に仕切りやガラスなどを設置しない、作品の展示は自分の死後にしてもらう、などモネ自身によって厳しい条件があったようだ。晩年はモネが白内障で失明寸前の状態にあったこともあり、画面は限りなく抽象に近付いているといわれている。モネは死の直前までこの大作に筆を入れ続けたということだ。

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※従来、ハスはスイレン科とされていたが、最近のDNA研究からキンポウゲ科などに近い植物であることが判明している。

オランジュリー美術館 ⇒ http://www.musee-orangerie.fr/

 スイレン科のサイト「睡蓮蓮連」⇒ http://ipomoea.hp.infoseek.co.jp/index.html

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2007年2月25日 (日)

漆の革命「純漆」を使う。

Nachiya_1894_4286216 松田権六著「うるしの話」に「時代椀の再生」という一文がある。庶民的な漆器のよさを普及させるため藝大を退官されてから「お椀屋」を企画された話である。欅材で布・下地を施す上等の漆器に比較してはるかに安くあげられるというその工法は、「器胎には下地をせず良質の漆を三回吸わせて吸い込み止めをしたうえ、さらに八回塗り重ね、全体で十一回塗った。」というものだ。はるかに安いといっても、これでは高価そうだ。

「暮らしの手帖」に漆の椀の紹介があるということを母に聞き、先日の私の誕生日に送ってもらった。それが漆の革命「純漆」の漆器である。なお、「漆の革命」は製造元が作ったコピーである。この分野ではありえないこの表現・・・、相当な気合が伝わってくる。いい漆器は使えば使うほど艶が出てくるとも言われている。楽しみに末永く使用したい。

以下は製造元のURLから特徴を引用した。

http://store.yahoo.co.jp/nachiya/sikki.html

「純漆とは厳選された100%天然の漆を、更に純度よく、よりきめ細かく精製した漆で、数年前に漆製造メーカー・顔料メーカー数社と京都工業試験場により共同で開発されました。業界ではMR漆と呼ばれています。混ぜ物なしのMR漆だけで下地から上塗りまでを手塗で5回塗重ねて仕上げる製法のため、中々量産性が上がらず、一般のお椀に比べ少し割高ですが、食器洗い機が使える利便性の他、キズやハガレにも格段に強く、末長くお使いいただけ、きっとご満足いただけると存じます。どうぞお使いください。純漆は純度が高くきめ細かいため、従来の漆に比べ粘り気が少なく、塗るには大変高度な技術を要し、上塗りができる塗師は全国でも数名しかいません。 」

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2007年1月11日 (木)

新日曜美術館「物に学ぶ~漆芸界の巨匠・松田権六~」について

Photo_14 昨年末に12年間愛用していた三菱電機の31インチのブラウン管のTVがとうとう全く映らなくなってしまった。電気屋さんで液晶TVを検討したこともあったが、動きに対する液晶の追随に満足がいかず、まだまだ時期尚早と思っていた。だが、ここまで使用して壊れてしまってはいたしかたがない。コストパフォーマンスが高いと思われたSONYのフルスペックハイビジョン40型を購入した。それ以来、全く予想もしていなかったのだが、テレビの視聴時間が長くなった。映像が実に細部まで表現できているので、旅行関係や美術関係の番組などはすぐそこで見ているようなリアル感があり、ついつい見続けてしまうからだ。美術館は作品を保護するためにあまり強い照明を使用しないため、場合によってはTVの方がよく鑑賞できるかもしれない。

1月7日なんとなくテレビをつけたら、新日曜美術館「物に学ぶ~漆芸界の巨匠・松田権六~」を放映していた。あまりの素晴らしさに感動していたとき、ゲストの方がぼろぼろになった一冊の本を紹介した。松田権六著の「うるしの話」である。今は新書から岩波文庫になっているが、こちらも素晴らしい内容だ。新日曜美術館については、今度、再放送があったら録画しようと思う。

http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/k/20070107/001/33-0900.html

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2006年10月 5日 (木)

「ルーブル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-」へ行く。

Photo_3 9月5日から京都市美術館で「ルーブル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-」が開かれている。大理石彫刻を見ていると、「もともと石のなかにヴィーナスがあって、それをノミで掘り起こしている」という言葉が実感できる。2000年以上の時を経てもなお、これらの大理石はうっすらとさくら色の色調を保ち無数の小さな石英を輝かせ、その瑞々しさを失わない。彫刻をされた石はしっとりした柔らかささえ感じさせる。このリアルな感じはテレビや印刷ではどうしても伝えられないところだ。

上の画像は「アルルのヴィーナス」。他に「うずくまるアフロディテ」、「アテナ・パルテノス」、「ボルゲーゼのアレス」、「ソクラテスの肖像」などエーゲ海に栄えた古代ギリシア文明の遺産である134点が展示されている。11月5日まで開催されているので是非、一度行かれてみては・・・。

http://www.ntv.co.jp/louvre/

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