『1Q84』と『シンフォニエッタ』のレコードについて。
『1Q84』の主要な登場人物である天吾と青豆は、ヤナーチェック作曲の『シンフォニエッタ』をレコードで聴いている。確か我が家にも古いレコードがあった筈と思い探してみると、小沢征爾cond.シカゴ交響楽団の演奏だった。東芝EMIのセラフィムエクセレントシリーズとあるので、おそらく1300円の廉価版だと思う。ルトスワフスキの『管弦楽のための協奏曲』も収録されている。『1Q84』のなかで、この演奏を天吾が聴いている。
今もジョージ・セル指揮クリーブランド交響楽団の演奏はCDで継続して販売されているが、残念ながら我が家にはない。手元にあるのは、ノイマン指揮チェコフィルのCDだ。こちらのライナーノート(平林直哉氏)を少し抜粋する。
「ヤナーチェクは61歳の時に、当時23歳のカミラに出会った。カミラはヤナーチェクの妻ズデンカが控えめで上品なのとはほぼ正反対の、妖艶で活発な女性だった。しかもカミラは人妻であったが、2人の交際は親密で交わした手紙は膨大な量にのぼった。」
このカミラと公園で散歩をしている時に聞いた軍楽隊の演奏の印象から『シンフォニエッタ』は作曲されたようだ。
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