5月12日(月)美々卯がいよいよ箕面にオープン。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176411/41175151
この記事へのトラックバック一覧です: 5月12日(月)美々卯がいよいよ箕面にオープン。:
松田 権六著: うるしの話
解説「松田権六先生の思い出」は大場松魚氏。松田先生の言葉として「毎日一案は図案を描く。そうするとひと月に30案、一年で365案だから、700、1000案くらいはわけのないことだ。いかに頭の弱い人でも、千案のあいだに5つから10はすばらしい案があるに決まっている。それを蒔絵にすればいい。毎日描いていればそれができる。やるかやらぬかで人生が決まる。一日一案を実行しなさい。」ということが紹介されている。大場氏はいまでもこの「うるしの話」を繰り返し読んでいるとNHKの番組でお話されていた。読むたびにまた新しい発見があるという。うるしがいかに素晴らしいものであるかが心に沁みてくる一冊だ。
茂木/大輔∥著: オーケストラは素敵だ
「オーボエ吹きの修行帖」という副題がついている通り、オーディションの話などが満載。「これをこのまま漫画にできたら素敵だ!」とのコメントは「のだめカンタービレ」著者の二ノ宮知子氏。絶賛♪♪♪の帯付。文庫の解説は筒井康隆氏で、茂木氏の文章表現を名文!とこれまた絶賛である。快調なテンポ感ですいすい読める。
なお、私はこの本を読んで、バッハの「マタイ受難曲」とリリンクを聴くことにしたのだった。
㈱枻(えい)出版社: 大阪北船場スタイル No.01
「大阪北船場スタイル」発刊おめでとうございます!
この本はMOOK本で定評のある東京の枻(えい)出版発行。北浜・淀屋橋・本町・中ノ島あたりの街の素晴らしさを再発見できるかも・・・。大阪倶楽部でマンスリーコンサートを開催している日本テレマン協会も25頁に登場。「親愛的北船場」という頁に私もちょっと出ています。
三浦 徹著: うまくなろう!ユーフォニアム
練習法や演奏法以外にも参考になる項目がいっぱい。
例えば、「ユーフォニアムの歴史」「一流プレイヤーの秘密を盗もう」「お勧めのCDとエチュード」「日本の一流奏者・指導者名鑑」「21世紀のユーフォニアム」などは、読み物としても非常に興味深い内容になっている。
田中/哲弥∥著: やみなべの陰謀
H18/8/17朝日新聞夕刊文化欄にも紹介されていた田中哲弥氏。ハヤカワ文庫から堂々復刊。帯のコピーは「孤高の天才が遺した、全世紀最後の奇跡。」「田中哲弥がもう少し勤勉なら、日本SFの歴史は変わっていたかもしれない。大森望」「時間SF史上に輝く傑作、まさかの復刊!」 とある。1984年「朝ごはんが食べたい」で星新一ショートショートコンテスト優秀賞受賞。時空も期待も超える作品である。ほかに「ミッションスクール」が同文庫から発刊されている。
200CD管楽器の名曲・名盤編纂委員会編: 200CD管楽器の名曲・名盤
管楽器を愛する方、必読の書。何度読んでも、何か新しい発見があるほど、盛りだくさんの内容だ。私の持っているのは1997年第1刷だが、その後改訂版は出ているのだろうか?バボラーク氏(Hr.)、外囿氏(Euph.)もどんどんCDを出し、国内の吹奏楽団にも顕著な活動が出てきているので、是非出版10年を機会にさらに充実したものを期待したい。著者のお一人である磯田健一郎氏にはシンフォニーホールでの陸・海・空合同コンサートの後、外囿氏とご一緒に、興味深いお話を色々と聞かせていただきました。感謝。
中沢 けい著: 楽隊のうさぎ
小学校時代いじめにあっていた克久。学校にいる時間をできるだけ少なくするという方針を立てて中学に入学したが・・・、何故か吹奏楽部へ入ってしまう。そして入部した市立花の木中学は全国大会「普門館」の常連校であった。パーカッションパートになった克久は・・・。「思春期」「信頼」「幸福」というテーマが安定したティンパニのリズムのように読了後に響いてくる一冊だ。中高生向きだが大人も読める。
サムエル・ウルマン原作詩: 青春とは
自分の演奏に、仕事に、そして生き方に、「鮮度」や「エネルギー」が落ちてきたな、どうしたんだろう?・・・と思ったら、是非ご一読を。サミュエル・ウルマンの「青春」の詩は、まさに心のビタミンB1&サプリ、効きます! 軽い紹介コメントですが、心の底へしっかり沈んで生涯効き続けます。この本は元・電通マンで芥川賞作家の新井満氏の作。下記は有名な岡田義夫氏の訳(抜粋)。
「 青 春 」 サミュエル・ウルマン作
『青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯だを却ける勇猛心、安易を捨てる冒険心、こう言う様相を青春というのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚の皺を増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こういうものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしてしまう。年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱きえるものは何か。曰く 驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事にしょする剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。・・・』
何か聖路加病院の日野原医師(明治44年生で現役)を見るようである。
ショウペンハウエル(1788~1860)著: 読書について
斉藤忍随氏の訳はストレートでありがたい。1980年に150円で購入したが価値のある一冊となった。第1刷は1960年発行。
「読書は他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた後を反復的にたどるにすぎない。習字の練習をする生徒が、先生の鉛筆書きの線をペンでたどるようなものである。だから読書の際には、ものを考える苦労はほとんどない。自分で思索する仕事をやめて、読書をする時、ほっとした気持ちになるのも、そのためである。だが読書にいそしむ限り、実は我々の頭は他人の思想の運動場にすぎない。~ほとんどまる一日を多読に費やす勤勉な人間は、次第に自分でものを考える能力を失っていく。常に乗り物を使えば、ついには歩くことを忘れる。」
「熟慮を重ねることによってのみ、読まれたものは、真に読者のものとなる。~紙に書かれた思想は一般に、砂に残った歩行者の足跡以上のものではないのである。歩行者のたどった道は見える。だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、自分の目を用いなければならない。」
「無知は富と結びついて始めて人の品位をおとす。貧困と困窮は貧者を束縛し、仕事が知に代わって彼の心を占める。これに反して、無知なる富者は、ただ快楽に生き、家畜に近い生活をおくる。」
200年前の人だが、その思想は今なお新鮮だ。
中野/孝次∥著: ハラスのいた日々
・・・「ハラス」というのは故・中野孝次氏が飼っていた犬の名である。犬を飼ったことにない私であるが、電車内で不覚にも何度も目に涙を溜めた。そのたびに、慌てて本を閉じ、少し上向き加減で目を大きく見開き表面が乾くまでひたすら頑張った。その本がこの「ハラスのいた日々」である。
純粋な気持ちを持つ犬に対してだからこそ、人はここまでストレートに愛する気持ちを注ぐことができるのだろう。
投稿者 ゆーほ星人 時刻 23時03分 グルメ・クッキング | 固定リンク
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176411/41175151
この記事へのトラックバック一覧です: 5月12日(月)美々卯がいよいよ箕面にオープン。:

コメント